とうとう来るべき物がきたという感じですか・・・通常年末年始が荒れがちなのがサイパンなのですが、遅ればせながら・・・荒れた\(゜ロ\)(/ロ゜)/
アウトリーフはウネリで透明度も悪く、インリーフは激流です。
YUMIKOボートチームはキャンセルして、ビーチへ変更という決断。
KAGAボートチームは激流を利用してのインリーフドリフトの決断でした。
昨日の午後にFさんは翌日の早朝飛行機の為、ダイビングができず、その時間を利用してEFRのリフレッシュ講習。
講師はもちろん私・・・・ですが、真の講師はこの方です。
ワンダーシーではコスプレダイバーDr,Yとして名が通っていますが(^_^;)もちろん本職は腕利きの現職医師ですから、これは絶好のチャンスと言うことでいろいろ教えてもらいました。
現在のアウトラインは①気道確保②人工呼吸③CPRというやり方なのですが、気道確保は素人には難しいスキルで、ここに時間をとられている位だったらCPRをやり続けた方が良いというデータが発表され、もうすぐアウトライン改正になるそうです。
実際に気道確保をやってもらいました。レスキュートレーニングの人形「リトルアンちゃん」ではなかなか詳細がわかり難いので、実際にやってもらうことに。
「顎の骨を持ち上げる」という方法がマニュアルどおりなのですが、実際はその状態だと舌がのどにおちてしまうから、「顎の骨を持ち上げて、すこし横を向かせ、さらに下あごを突き出させるようにする」と言う方法です。
この「下あごを突き出させるように」と言う所が難しく、要はシャクレアゴにするのです。
先生いわく、実際に意識不明の人は力が入ってないから、楽に出来るそうなのですが、指をうまく使ってやらないと出来ないので、今までの『気道確保』とは比べ物にならないほど難しい。
とても勉強になりました。Y先生、ありがとうございました。
そして、その後2次ケアのスキル練習。
お題「プールサイドをはしゃいで走って、転んで、腕の骨を折ったかもしれないAさんの手当て」
まず、ビックリするほど出血しているらしいので、直接圧迫では止血できないので、止血ポイントを押さえての止血。
その後、折れているかもしれない部分を固定する為に、「アンダーシージャーナル」という薄い雑誌を副木代わりにして包帯。
そして、三角巾代わりにバスタオルを使って、腕を固定。
頭では理解できるFさん・・・・実際には上手くいかない・・。応用編で右手バージョンと左手バージョンの三角巾固定を練習・・・・
そして、謝罪・・・ぐちゃぐちゃにしてごめんなさい・・・・(-_-;)
2年に1回の再トレーニングが推奨されています。たしかにたまに練習しないと忘れちゃうもんです・・・。
あ、この記事を書いている間に、本日の状況がさらに変わりました。
KAGAチームも断念・・・ビーチダイブへ変更するそうです・・・・。
ボート海況・・・最悪です。
リトルアンは、職場でもBLS講習担当で使用しています。
返信削除ガイドラインは、5年ぶりに 昨年10月に変更されました。
C→A→B の順番です。
やはり、現場の改正は早いですネエ~。
返信削除CABとは目からウロコですよ~。
こんな状況にダイビングでは出会いたくはないですが、トレーニングは重要ですね!